Key word

  • ODE
  • Probabilistic Numerics

概要

Winner過程の積分を用いて確率的にODEを解く方法についてのメモ.

ODEの初期値問題

$ y’(t) = f(t, y), \quad y(0) = y_0 $

を解くために,Winner過程を走らせて,ODEに合わせる作業する.

状態変数として,$ y’$に対応するWinner過程 $ W^1 $とその積分 $ W^0 $($ y $に対応)を考える.

$ W^0 = W^1 dt, \quad W^1_t = dB_t $

観測 $ H: \begin{bmatrix} W^0
W^1 \end{bmatrix} \rightarrow \begin{bmatrix} 0
f(t, y) \end{bmatrix} $ により状態を補正.

補正にはKalman Filterを用いる.

メリット

  • implicitにODEを解ける.

実装

probnumとしてPythonによる実装がある.

Lotka-Volterra方程式に対して,scipy.integrate.odeintと比較した. lotka-volterra

参考